もどる









各地方よりの代表のパレード
 ウラジオストックでは、革命広場で沿海地方の記念祝典が催されました。
1938年10月20日、ソビエト最高会議布告により極東地方はハバロフスク地方と沿海地方に分けられ、この日以来沿海州独自の歴史がはじまり今年で栄えある70周年をむかえたのです。沿海地方の人々にとってこの日は単なるカレンダーに記された祝日では決してなく、この広大な地域に住む人たちをしっかりと結びつけ、自分たちの歴史を誇りにおもい、今を愛しより良き明日に向かって働くことを確認する日なのです。
70年を経た今日まで、沿海地方は偉大な歴史を歩んできました。しかし、ここ数年の間にこの地方が飛躍的な変貌を遂げることはとても重要な意味を帯びています。沿海州は、ロシアの高邁な目的に沿った計画と願いを実現する上でとても強く結びついているのです。今日進められている大規模な建設事業が完成した暁には極東全体が変わります。

ダーリキン知事はじめ各界代表挨拶
沿海地方70周年のおごそかな集会には、大勢の人たちが集まり、広場での集会には市や区の代表者、名誉市民、在郷軍人、スポーツ選手、教師、医師らからなる34の自治州からの代表団が参加しました。
移動舞台ではアーチストによる当地の思い出深い出来事や英雄的な事件が再現され軍事教育専門学校生徒たちによるパレードが行われました。また、集会参集者に向け、沿海州知事セルゲイ・ダーリキンはじめそれぞれの重要ポストにある人たちが祝辞を述べました。この集会には、かっての沿海地方指導者たちも知事より招待を受け参加していました。同様に連邦評議会立法会議代表のヴャチェスラフ・フェチソフ氏も顔をみせていました。

市町村組織からのアーティストたち
   それぞれの市町村組織が名刺交換にかえて「ふるさとのあたたかい心」と名づけられた民族芸術フェスティバルのコンサートをめいめい演じ祝日の雰囲気を添えていました。コンサートはそのあとも国際離散家族(ディアスポラ)の創造家集団や市招待の創造集団へと引き継がれていきました。また、祝日のプログラムとして公園広場の地方行政庁舎では沿海部指導による達成展が、またどう広場の沿海地方検診センターでは、国民経済達成見本市展が開かれていました。そして、ロシア陸軍の軍備駐留の軍人たちは軍事技術パレードでこの日を祝いました。

経済達成見本市展建設機械部門ブース

 経済達成見本市展食品部門のブース

       




もどる